1.電池交換

時計が止まった場合は、まず電池切れを疑うことが多いと思いますが、専門店では、まず時計が故障している可能性がないかどうかを検査します。

電圧測定器で電池の残量をチェックし、時計が止まった原因が純粋に電池切れだった場合には、電池の交換を行います。

しかし、もし電池の残量が十分にあるにもかかわらず止まったのであれば、オーバーホールを行い点検修理します。

電池交換は、専用の道具を用い、裏蓋の開け方・閉め方、電池の取り扱い方などを知っている技術者が行います。

また、裏蓋を一度開けると防水機能が低下しますので、基本的には電池交換をしたら、防水検査も行います。特にダイバーズウォッチの浸水は生命にかかわりますので、必ず防水検査が必要となります。

時計を購入した時に、もともと入っている電池は、「モニター用電池」です。工場では、モニター用電池を入れて時計を作動させ、出荷前の段階で各種機能の検査を行っています。また、店頭に運ばれてからも、通常はモニター用電池で動いています。

そのため、時計を購入してから最初に電池が切れるまでの期間は、本来の電池の寿命よりも短いのが普通です。早めに電池切れを起こしたとしても、故障とは限りません。

 

電池に関して注意したいことは、時計が止まってしまった後に、電池を時計に入れたままにしないことです。電池がなくなった後も入れたままにしておくと、液 漏れを起こすことがあります。この液漏れがもとで、時計本体も使用できない状態になることがあります。したがって、電池が切れたら、速やかに時計から取り 外すようにしてください。

 

時計修理110番では、時計の電池交換も承っております。止まった原因が電池切れでなかった場合は、時計修理技能士が原因をお調べし修理することも可能ですので、お気軽にご相談ください。

2012年6月9日

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