文字盤のデザイン(3)その他

「ギョーシェ彫り」「エナメル」のほかに、デザインの技法をいくつかご紹介します。

まずは「アジュラージュ(azurage)」。レコードの溝ような同心円状の溝が掘られているデザインです。

もともとはブルーにするという意味ですが、実際に光をあててみると、反射の加減で文字盤がブルーに輝きます。

これも手彫の場合とプレスしている場合とがありますが、もちろん本来は手彫りです。

ほかには、「サンレイ仕上げ」「サンバースト仕上げ」といって、金属面や塗装面に筋目を引き、反射光によって色合いや質感を変化させる技法もよく用いられます。

宝石を用いた装飾では、ダイヤモンドなどの鉱物をあしらったり、マザーオブパール(白蝶貝)の内側を薄く剥がして貼り付ける加工方法などがあります。

いずれもきらびやかな豪華さや、華やかな輝きを感じさせます。

2012年2月2日

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